記者発表がされたようですので、送られてきた議案をもとに主な新規事業案をお知らせします。
「少子対策課」の新設
「市長公室」が総務部から独立
オニオンタワーの建設
淡路瓦新ブランド開発・支援
小学生を対象に環境体験学習
沼島へリポート建設
保育料第二子以降(3~5歳)原則無料化
在宅子育て支援(3~5歳)5千円/月
児童手当(出生~小学校6年)三歳未満1万円・第三子1万円
三歳未満医療費無料・小学3年まで入院費無料
前期(22週以前)妊婦検診助成、1回15,000円上限
学童保育新設 八木・福良 計7ヶ所
学童保育のない地区に放課後子ども教室5ヶ所
新婚世帯家賃補助、3年間1万円/月を助成、条件あり
等々で
一般会計総額 269億1,000万円
特別会計総額 259億0,069万5千円
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総額 528億1,069万5千円
の予算案です。膨大な予算案ですのでなかなかすべて紹介はできませんが、3月議会で十分な審査を行いたいと思います。
一般質問の締め切りまであと3日。
こういうときに限って次から次へと用事が入ります・・・。普段から準備しておこうと思っているのですが、セッパ詰らないと動かない性格がどうしても治りません。この辺は昔からなかなか改善できない僕です。あまり治そうとしていない自分にも気づき始めました。非常に難しいです。
試験勉強は必ず直前徹夜でした。
一般質問はあらかじめ執行部に「通告」といって、質問の要旨を提出します。これは質問の答弁をスムーズにという事で全国どこの議会でもそういうことになっています。決してヤラセではありません。
今、何とか通告(案)が出来上がりました。
1.少子化について
2.雇用促進について
3.市民からの要望について
時間があれば提出する前に各担当部局と確認をとる(通告の通告?。ずれた質問をしないために自主的に担当部に出向いている議員も多いです)ことにしていますが、今回は間に合うかどうか・・・。
南あわじ市役所に「少子化対策推進室」に続き「少子対策課」が設置される予定です。課が出来たからといって子どもが増えるわけではないと指摘をされる方がいます。当然です。
肝心なのは課が出来たとかではなく、職員が真剣に少子化について考え、実行できる体制を整備することです。19年度予算案が配布され、少子対策費が目に見えて現れてきました。新しい事業も精査し、可能なものは出来るだけ続け、効果のないものは一日でも早く見直すことが必要です。
「市長公室」が総務部内から独立し、新たに「市長公室・総合政策推進担当」を設置するようです。
2件とも、「どうでもいい」という皆さんの反応が予測されますが、市役所は部署ごとに仕事をきっちり分け、まどろしい面があるものの、個々の職員に対しても責任が増えていく環境が必要ですので、良い流れであると思います。
まどろしすぎる縦割り行政は部長級で構成された「少子化対策推進室」が良い見本となるべく、事業を精査し進めなければなりません。
将来のわれわれ世代のためにも「行財政改革」の研究も会派のメンバーの力を借りながら取り組みます。財政は本当に難しいです。専門用語、見えないお金とこれからも闘います。
息抜きに他サイトで日記を書いていますが、税金の使い道はとても冗談になりません。自分の置かれている立場にあらためて責任を感じています。
新しいカテゴリーを増やしました。その名も「財政用語」・・・。避けて通れないので、勉強の意味もかねて続けていきたいと思います。
「南あわじは夕張みたいになるんか?」とよく聞かれます。そこで簡単に一言で説明させていただくのがこの「実質~」です。他サイトを参考にしながら数式を書きますと
「一般会計の借金の返済(元本、利息)」
+「その他の会計の借金返済(元本、利息)
のうち、一般会計で面倒を見るもの」
-「借金のうち実質的に自治体の負担にならない部分*1」
= --------------------------------------------------------------------
「税収+地方交付税+地方譲与税」
-「借金のうち実質的に自治体の負担にならない部分*1」
*1 なぜ、負担にならないかと言うと、地方交付税を計算するときに一部の借金の面倒は国に見てもらえるからです。
チョット分かりにくいと思いますんでそうとう簡単にしますと
毎年返さないかん借金
= ------------------------------------- × 100 の 3年間の平均
毎年自由に使えるお金
本当はもっと細かいんですが・・・。
こんな感じで数値が出てきます。そしてその数値が18%を超えると新たに借金をするのに国の許可が必要になります。25%を超えてしまうと借金が制限されてしまいます。ということで高くなるにつれ財政が回らなくなってくる指標であるということが分かります。例えが悪いですが消費者金融で言う「ブラックリスト入り」みたいなもんでしょうか。
現状の淡路3市の数値を紹介しますと
夕張市 28.3%
淡路市 23.1%
南あわじ市 17.1%
洲本市 16.1%
というような状況です。
この数値だけで財政が危ないとは言い切れませんが、一つの目安として考えていただければと思います。淡路市は返済計画を立てて着実に借金返済に取り組んでいるようですが、南あわじにおいてもこれ以上の借金はできないと判断していいと思います。
ちなみに夕張市の数値は全国6位、上位5市町村は破綻していません。財政は一言では説明がつきにくいです。コツコツと借金を返すことに尽きます。
パワーポイントの練習をしています。ずっと昔からソフトは持っていたのですが、使う機会がまったく無かったので素人でした。3日ぐらいかかってようやく使い方が分かってきましたが、意外と機能的でないので少々不満です。かわりにエクセルでグラフをつくる術を身につけました。自分を成長させるためには何でも引き受けてやってみる大事さを感じる今日この頃です。
ただ、最近になって2,3の当て職、欠席続きの会が出てきています。これは多少問題です。自分の知らないところで責任が降りかかってきたり、非難されていたりと問題が出てきます。何でもかんでも引き受けてしまう癖があったのですが、所属組織の見直しや、説明不足な点は解消していきたいと思っています。
連休でしたので会社に3日ぶりに行くと机の上に「請求書2通」「案内3通」はまだしも「催促状1通」が・・・。ほっておくとこんなことになります・・・。
気をつけましょう
淡路窯業議員懇話会役員会
「神戸淡路鳴門自動車道」の料金について議論しました。淡路3市長会、3市議会、連合町内会、商工会などの動きと同調し、「架橋部の料金低減要望」を行うことが確認されました。尼崎北高校、氷上高校の校舎改築工事への淡路瓦使用の要望、低価格いぶしの新和風瓦の三大産地(三河・島根・淡路)での開発準備など組合の取り組みについても議論しました。和瓦の工事費は平板瓦の1.5倍かかっているため、安価な工事費でできる和瓦を開発したいというものです。昨年から県へ要望を続けている県内産瓦への特別融資制度については20年度採用を照準に再度取組むことが報告されました。
至誠クラブ定例会
夕張市の財政再建について、新年度予算審議の準備など、打ち合わせを行いました。議案配布(告示といいます)は22日。19年度予算の全容が発表されます。3月定例会は3/1から開催され、市長の施政方針演説・代表質問・予算審査特別委員会など内容が盛りだくさんです。内容は随時公開していきますのでよろしくお願いします。
淡路瓦工業組合阿万支部総会・懇親会
昨年同様地元議員三名で出席させていただきました。島内大手も同じですが個人の窯元さんも大変な苦境にたたされています。懇親会の席で一本締めを指名されましたので一言だけ挨拶させていただきました。瓦業界は本当に苦境であり、きれいごと、楽観的な認識はできません。小さいことでも「国・県・市」に対して思うことがあれば、これからも私たち(国会・県会を含めた)議員に遠慮なくぶつけてくださいとお願いしました。
瓦業界ネタだけでなく教育行政・PTAのあり方、住宅団地の安全対策、海上自衛隊の教え、議員定数、県議選の話など話題は尽きませんでした。
南あわじ市で「少子対策課」の設置が検討されています。ふと自分の家庭の事を考え、家族サービスに努めました。
大臣の「産む機械」「子どもが二人いて健全」発言は置いといて、二人の子どもと遊んでいると自分に子どもがいて幸せな環境だなとつくづく思います。子どもと遊ぶ時間があるということも社会的・経済的に恵まれているということにほかならないと思います。まずは子どもがいる環境を「幸せと感じられる」ことが必要です。一人より二人、二人より三人というふうに。
社会的・経済的・精神的に「産む気になれない」気持ちをどうやって産みたいと思ってもらえるような街にするか・・・。戦後の「産めよ増やせよ」は僕にはよくわかりません。今の行政(国、県、市)からも「産めよ増やせよ」というところが大臣の発言からも少なからず感じられます。
まずは子育て世代へのやさしさのある課・市役所になることを今後も要求していきたいと考えています。
子どもがイスから落ちたので今日はこの辺で。育児は目が離せません・・・。
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