南あわじ市はもとより、淡路島の人口流出が止まりません。
企業誘致や高速道路料金、観光振興等、可能な限りの場に出向き、活動ならびに情報収集をしているつもりですが、私のようなバカが走り回ったところで何の解決策も見出せません。
一歩踏み込んで、大学誘致やテーマパーク誘致、カジノ誘致も含めていろいろな方々から提案いただきますが、それらを我がこととして考え、行動していただける方はなかなかいないのが実情ではないでしょうか。
それら構想の上に立ったとしても、今、この淡路島に住んでいる若手の人材育成は喫緊の課題として非常に大きいものだと思っています。
これまで多くのやる気のはけ口を探している若者に出会ってきました。
若い人に経験をさせる。そんな場が必要ですし、そうでなければ淡路島の将来は暗い。
淡路島に根を張り、企画構想力・実現力・継続力を身につけていただく。
「地域活性化」という言葉はあまり好きではありません。理由は側から見た人が、盛り上がっていない地域を指して使う言葉のように思えるからです。
淡路島に住み、淡路島を盛り上げたい。そんな人材を常に発掘しつづけ、いまある人「財」をフルに使ってもらって、一定の資金提供の道(官民から)をつけつつ、期間内(1~3年)は思い切り活動してもらう。
こういった仕組みが確立できれば「淡路島が活性化している」と言われる日はそう遠くなく訪れるのではないかと思ったりします。
どことも似たようなことはやっていると思いますが、今の淡路島には特に必要ではないでしょうか?
皆さんの周辺の若者は元気ですか?
何をするにも資金の工面と、何より継続が一番難しいのですが、このようなサイクルが途絶えてしまうことによって、街の活力が失われているのは間違いないと思います。
実現可能かどうかはわかりませんが、今後の調査活動の一つとします。
タニーG様
コメントいただきありがとうございます。
背伸びはしても、浮足立たないよう、理想は語ってもないものねだりの地方議員にならぬよう、目の前のこと、先のことを見据えてひたすら行動します。
今後ともご教授よろしくお願いします。
先輩!
投稿情報: いでひろ | 2011-06-17 00:30
行程→肯定、し効力→思考力の変換ミスです、申し訳ございません。
投稿情報: タニーG | 2011-06-16 23:45
人口流出は淡路島に限った事ではないですね。少子化がやっと歩留まりを見せていますが、大都市圏流入には歯止めがかからないばかりか、ベッドタウンと呼ばれる都市でさえ退潮傾向にあります。観光資源と大自然に恵まれた淡路島ですが、後継者不足による第一次産業の衰退が顕著な昨今、「魅力ある島作り」が最大の課題かと思われます。観光立島を声高に叫んでも、最大のインフラ整備であったはずの明石海峡大橋開通。それでさえ、一過性のものに過ぎず、数ある観光資源を活かし切れず、島内集客への起爆剤には成り得ませんでした。企業誘致も、費用対効果から選別すれば、阪神間にまだまだ余剰地を残している現況からは、企業側から思考すると島内進出は、かなりなリスクマネージメントです。今振り返るなら「淡路」の活性化は、島内新空港の構想があった際、自然保護・環境保護のため、強烈な空港誘致反対運動が勃発し、今の関空建設に至った経緯は大きな痛手かもしれません。騒音問題を抱える事になるやもしれませんが、島内空港が実現していれば、明石海峡大橋も鉄道併設の基本計画で実現していたはずです。そして、そこには凄まじい雇用が産まれ、流通拠点としてのアクセスが増大し、おそらく、「島」としてのスタンスは大きく様変わりし、企業にとりより魅力ある付加価値の高い土地として利便性の高い発展を遂げていたかもしれません。ただこれらが実現していたら、今以上に第一次産業の衰退をもたらすと言うデメリットもありますから軽々に論じる事は出来ない可能性もあります。諸事万策を構築するのは、いずれにせよ不可能な事であって、いかなるリスクを負いながらも、それ以上の相乗効果を生み出すことが肝要かと。ただすべてを黙視し、手をこまねいていても「島」の未来図は描けません。斬新なる発想から有益なる国庫補助を捻出し、「島造り」を推進すべき時なのかもしれません。どちらにせよ、あらゆる面において「既存脱却」が求められています。官民それぞれが知恵を出し合いながらそれらを推進してゆくべき、「大切な時」かもしれません。
暴論であるならば、お許し下さい。あくまでも私見的な考えを述べてまでで、すべてを行程する、度量もし効力も持ち合わせておりません。お許し下さい。
投稿情報: タニーG | 2011-06-16 23:40