先日のNHKでは宮城県南三陸町は今後山間部を切り開き、17m以上の高台に住宅地を整備していく方針で動いていくとのこと。
昨日の報道からは、兵庫県知事が津波想定を国の発表がなされるまでは暫定的に倍にするとのことの発表があり、これで暫定的ではありますが、福良湾には10.6m、阿万海岸は11.6mの津波が来ると想定されることになります。
今定例会では市から被災地への派遣旅費として500万、避難道路調査に150万、危険家屋調査に50万、ハザードマップの再策定に300万、福良小学校の3階部分の現地対策本部設置に100万、避難経路整備補助に100万、防災リーダー養成等の補正予算が上程されています。
私からは「今後の防災対策には起債やむなし」との要請も行わせていただきました。
ただ、行政とはいえ人間。これで、万事解決ということでも何でもありません。
そもそも人類が大自然の営みを予測することなど、できはしないと思いますし、大自然に畏敬の念を抱き、人類は生かされているということだけは決して忘れてはならないと思うのです。
行政は何もしてくれないではなく、まずは自分の命を自然から守る努力をしましょう。
自分ではどうにもならないと思ったら、誰かに今の段階で相談してみてください。必ずその取り組みが周りの人たちを動かすことにつながっていくと思います。
※こんなことをブログで書いても仕方ないですから、私は私でそのような方がおられるところへ出向きます。
その人そのものの生きぬく覚悟如何で死者数は変わってくると思います。
決して東北の方々に生きぬく覚悟がなかったと言っているのではありません。
最近のコメント