気がつけばブログを一週間も休んでしまいました。
丹波市で行われた兵庫県商工会青年部連合会の会合に出向き、「県立柏原病院の小児科を守る会の住民運動」の講演を聴いてきました。
県立柏原病院と日本赤十字病院の事業統合に伴い、市内で唯一の小児科が縮小されることとなった2008年に「小児科を守ろう!」と立ちあがった主婦レベルの住民運動が、やがて「小児科医を守ろう!」そして、最終的には私たち妊婦も「コンビニ的な感覚で受診するのはやめよう!」と国が後押しするほどの住民運動に変化していった様子を事細かに解説していただきました。
講演者の丹波新聞社の足立記者は「地域医療の存続は地域住民の意識に懸かっている」とした上で、今も日本全国で講演活動をされているとのこと。
その他、現場の医師や小児医療を取り巻く環境、医療訴訟等の報告もあり大変興味深い講演でした。
淡路島の場合は数件の民間小児・産科を開業していますが、公的病院の小児科医については現在も夜間の救急体制に課題を残しているところであり、やがては医師不足の波が襲ってくるおくのも時間の問題としておかなければなりません。
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