全国の過疎地では、小中学校の統廃合が進められています。南あわじ市内においても、高校の統合は記憶に新しいところです。
市議会に身を置いて、高校は県の所管とは言え、いろいろな境遇の方のお話を聞きくにつれ、教育においての行財政改革はあってはならないと思いましたし、避けなければならないと痛感しました。生徒数の減少による統合はあっても、財政を理由とした統合はあってはいけません。
幼・保・小中学校は市の管轄です。財政を理由とした統廃合を避けるため、他の事務事業の行財政改革は後退させることは絶対あってはならないと考えています。
少子化対策は今回の衆院選の争点(自民・民主ともに結構な施策で大変ありがたいと思います)とも言えますが、国の動向を見ながらも、基本は国に頼らず、市町村はできることをできる限りやっていくことだと思います。
※淡路島における最大の少子化の要因は当然、働く場所の確保ですので別の項目で上げ、年金制度のあり方は市議会からの提言としては馴染まないので大項目としては取り上げていません。
以上のことから、学校問題は表題で表現し、市町村の存在意義、意地という意味合いの文章にしたつもりです。
「国がしないなら市がやる」
「人口減少」は国家の存亡に関わる問題。子育て世代に使われている世代別の国家予算はたったの「7%」。「国ができないなら市がやる」という考えで、南あわじ市の子育て世代の代表として、きめの細かい施策の実現(延長・一時・学童保育の拡充、子どもを産みたくても産めなくて苦しんでいる方のための「不妊治療」への支援の拡大)を目指します。
夕暮れの阿万海岸
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