本日から全5回の「考える集い」スタートです。いよいよ数字的な議論も活発になりはじめ、あらためて委員の責任の重さを感じています。三原市民ホールに30名近い市民の方々にお集まり頂き、多様な意見を頂戴しましたので一部ご紹介します。
○多いほうがよい、議員の仕事は大変
○削減ありきではないよう、真剣に考えるべき
○地域バランスを考え、民意の公平な反映をすべき
○多すぎる、ケーブルTV向けの「一般質問」は止めてもらいたい
○減が基本、20~25
○減が正しい、広範囲に活動する責務がある
○現状維持、報酬を下げるべき
等々のご意見でした。厳しい意見もあり、身が引き締まります。
「削減ありき」ととらえられているようでしたが、そうではありません。これは委員会でもさいさい議論してきたことであり、誤解を与えるような書類ととらえられたことは申し訳ないと思っております。
地域バランスを考えるべきという意見にはあまり賛同できかねます。むしろ世代、性別、多種多様な人の集まりで構成されるほうがベターではないでしょうか。地域代表という考え方は「町内会や連合町内会のあり方」でまず議論されるべきあり、「まず議員ありき」ではないと考えますが。
報酬額については時代の流れを無視することはできないですが、現状は日々報酬に見合う議員活動に努めることを第一に考えていますが。
安易に削減方向に持っていくべきではありませんが、人口規模からして現状維持は難しいと考えますが。
いずれにしても、今後も各地で皆さんのご意見をお聞きしながら、再考したいと思います。
明日は午後1時30分「沼島開発センター」、午後7時「南淡公民館(3F)」です。お時間が許しましたら是非お越し下さい。
最近、近年にない寒さが続いているように思います。各会場、暖房設備はありますが、お越しのさいは暖かい服装でお願いいたします。
どうやら風邪を引いてしまいました…。
今年、一回目の文教厚生常任委員会が開催され、所管事務調査項目の高齢者医療、健康づくり等について審議がなされましたが、委員からの要望があり、午後から「グループホーム慶野松原」の現地調査、集中審議を行いました。
現在、グループホーム慶野松原は経営者が破産し、許可権限者の市としては破産管財人からの閉鎖の意向を受け、入居者に市内の別の施設に移動を要請している状況です。
しかし、管理者·入居者·後継希望事業者の方々が施設の存続を切望され、現状のままでの運営続行に努力されている状況であることから、現段階では市-管財人-管理者の方々との間で意見の食い違いがみられます。
市、管理者等の意見を持ちかえり、委員会として再度時間をかけて審議する必要があることから、後日すみやかに委員会を開催し、集中審議を行うということで散会しました。
最近お聞きしている要望依頼事項をご紹介します。
なかなか取り組みにくいものも有りそうですが、まずは情報提供に感謝します。
○明石海峡大橋10周年事業の市内での展開
○沼島の観光地としての売り出しの提案
○低入札失格制度の導入と指名業者選定基準の厳格化
○「和」の文化の持続的な発表の場の継続
○防潮堤、防波堤の補強、修繕
○通学路の安全確保、歩道の整備
○排水機場の運営方針の見直し
○プロスポーツ選手キャンプの誘致
○淡路島でのメジャー映画ロケの誘致
○今後のハコモノ建設はPFIを積極導入
○地元企業の育成
○火葬場の早期整備
○消防署員の増員
○議会議員の専業化
○淡路島一市の推進·研究
○各種団体同志の情報の共有
○阿万地区まちづくり協議会の設置
○阿万地区防災ステーションの要望整理
○三原地区での中心市街地の推進
○福良地区での観光の推進
○居酒屋の売り上げ減の分析
○揮発油税の暫定税率の撤廃
○法人税の減少の分析
等々
トム·クルーズのラストサムライは姫路、松嶋菜々子の眉山は徳島、ユースケ·サンタマリアのUDONは香川、そろそろ淡路島にも···。
淡路市は阪神タイガースのキャンプ地を目指し、洲本市は阿久悠、南あわじ市は???
株安ニュースも気になりますが、市内の居酒屋の売り上げ減はさみしい限りです。
「何事にも特化して取り組むべき」との言葉が印象に残りました。
すでにご存知の方もおられると思いますが
1月25日(金)午後7時 三原市民センター1F「市民ホール」
1月26日(土)午後1時30分 沼島総合開発センター2F「大広間」
1月26日(土)午後7時 南淡公民館3F「講堂」
2月 2日(土)午後7時 西淡庁舎1F「集会室」
2月 5日(火)午後7時 緑市民センター3F「大ホール」
にて議員定数等調査特別委員会主催で「定数等」について市民の皆さんと考える会を開催いたします。
懇談会の内容はいずれも20日に行なわれた兵庫県町議会議長会事務局長の長濱秀次郎さんの「議員定数について」の講演ビデオを30分上映後、特別委員会の議員と各地の地元出身議員の市議会議員に対して議員定数等について60分間の質疑応答を行っていただく予定になっています。旧町単位で行ないますが、どなたでも市内のどの会場へも参加自由ですので、ぜひこの機会にご参加いただければと思います。
講演会のなかで議員定数削減に対してのメリット・デメリットについて等の資料が配布されましたので主なものを紹介します。
メリット
○少数で意見がまとめやすくなる(効率的)
○経費節減(行革の一環になる)
○多くの支持が必要となり、広域的な考え方をするようになる
デメリット
○全住民の民意の反映がしづらくなる
○必ずしも少数精鋭になるとは限らない
○質疑が確実に減り、議会審議を空洞化させる危険性がある
○現職議員のみ強みが増す可能性がある
講師からは定数の基本的な考え方として、本会議中心主義の場合は10人の専業市議で年収1000万でよいが、現状の委員会中心主義が主流となっている地方議会において考えた場合、一つの委員会には最も議論がなされやすいと考えられている「6~8人」を基本に、3もしくは4常任委員会(南あわじの場合は4つ委員会で運営するのが理想ではないかという意見で締めくくられました。
議員定数の決定までの日程は今回の懇談会の意見を持ち帰り、春にパブリックコメントを実施、特別委員会で意見を集約したのち、9月議会で議員提案、採決を予定していますので、懇談会・パブリックコメント、もしくは当ブログにご意見をいただければと思います。
《参考》島内各市の現員、次期改選時の法定上限、月額報酬は
南あわじ市28人、上限30人、38万5千円
洲本市 22人、上限30人、39万円
淡路市 28人、上限26人、38万5千円
また、報酬とは別の政務調査費(月額)は
南あわじ市12500円
洲本市 10000円
淡路市 0円
となっています。
2年間、総務常任委員として財政や街の総合計画について活動を行いました。2年で十分というものではないですが、今年は別の委員会に所属することにしました。
今の日本人はマナーとルールが確立された素晴らしい民族であると同時に競争意識・郷土愛が低下しているように思えてなりません。特に若い世代に多い傾向です。
「今の若い衆はなっとらん、苦労してへん」と先輩方から言われますが、それは違います。時代が違うためです。僕は子どもの時から米も、学校も、塾も、ファミコンもありました。当然戦争も知りません。昔のように過酷な生活環境ではないのですが、誰もが自分、家族、周辺の生活レベルをもっといいものにしたいという願望はあります。格差社会といいますが、格差は結果であり、問題は競争の仕方です。誰もが競争できる環境なったとしても格差はあります。
企業・大学・自衛隊・カジノ(一部でしょうか?)を誘致してはどうかという意見があるのは当然です。しかし、淡路島の企業・市民が競争をして事業を拡大して生活レベルを上げていくことこそが淡路島の活性化のもっともの近道であるということの認識は忘れてはいけないと思います。
マナー・ルールも大事ですが、それ以上に次の働き盛りの世代に対して競争意識・郷土愛を感じてもらうことが大事ではないでしょうか?
あと重点的に活動してきた少子対策については「市単独でも不妊治療費の助成」をすべきとずっと考えています。
出産祝い金(第1・2子に3万円、第3子に10万円)はすでに洲本市・淡路市は取りやめています。
第二子以降保育料無料は全国的に広めるべきとの考えから大賛成ですが、当然南あわじ市だけの施策であり、このままで淡路島の人口が増えるものではありません。
「地域ぐるみの子育て」も言葉では簡単ですが、自分も地域に溶け込んでやれることをやっていかなければならないと考えています。
僕ら世代は「鍵っ子」という言葉が流行った時代です。学童保育なんていうものは昔はありませんでした。なぜ必要とされるようになったのか、なぜ税金を使わなければならないのか、推進していきたい気持ちは変わりませんが、本当に必要な人に利用していただけるようなものにしていかなくてはならないと考えています。
文化面は私的な考えも多々ありますが「文化がなくなれば国は滅びる」精神で次の世代に推進していきます。
健康問題は「健康について考えてもらうきっかけ」が必要です。僕はこの年になってようやく肥満が体に悪いことに気づきました。人間の基本は健康です。
環境問題についても「考えてもらうきっかけ」が必要ですね。行政だけがやるものではありません。
だらだらと書きましたが、国保・介護保険・後期高齢者医療制度・市内の健康福祉施設・ごみ・環境問題・伝統芸能などが所管になります。文教厚生常任委員会の活動の中でじっくりとこれからの淡路島について若いなりに考えていきたいと思っていますので、ご意見・ご指摘をいただきますようよろしくお願いします。
鶴沢友路さんの授賞式で約2年ぶりに井戸知事とお会いました。「おう、頑張ってるか?」「市議会議員は時間があるからプライベートの時間でも街のために活動しないとな」「不妊治療は国の仕事だよ」「佐用のアイツは元気か?」等々気さくに何でも話させていただきました。
不妊治療費の助成策については知事も少子対策の最大の特効薬と認識しているようでしたが
西村衆議院議員、原田県民局長、原哲明県議、永田秀一県議、森紘一サポートクラブ会長、淡路人形の関係者の方々、中田市長、市職員、登里市議会議長等々の来賓で総勢207名の大盛会でした。
僕はというと正月から睡眠不足でかなり堪えていますが、95歳の友路師匠は今年も健在でした!
すばらしい!
本会議終了後、全員協議会が開催され財政課より、平成32年度までの「南あわじ市財政健全化計画」の説明を受けました。南あわじ市では19年度に実質公債費比率が19.3%になり、7年以内に18%以下にしなければならないことになっています。
分かりやすく普通会計歳出(使うお金)と職員の人件費と借金残、実質公債費比率でいうと
18年度決算は183億、うち人件費42億、借金残が451億、17.0%
21年度計画で177億、うち人件費41億、借金残が423億、21.4%
26年度計画で167億、うち人件費37億、借金残が355億、17.4%
32年度計画で148億、うち人件費30億、借金残が248億、17.5%
※下水道・国保・老人保健などの特別会計は除く
という計画です。
南あわじ市の地形・人口等における財政の適正規模がいくらであるかは考え方にによって違いますが、現状の規模のままでは夕張市に近づくことだけは確実です。
行政言葉でよく「最小の経費で最大の効果を生み出す」とありますが、計画を進めるためには、多少の痛み(サービス低下)と市民の皆さんとの協働がなければ絶対にできないと考えられます。歳出削減には徹底した説明責任をし、弱者切捨てにならないこと、市民の皆さんにまちづくりへの参加意識を高めてもらえるような行政体となること、そして歳入を最大限確保することと考えます。厳しい時代ですが、上を向いてがんばりましょう。
産婦人科の院長さん、技術部長さんと妊婦健診·不妊治療について意見交換。具体的な数値を示され、大枠としての不妊治療の支援が必要ではないかとの助言をいただきました。
市内の方から国道28号全線の改修計画について情報提供、淡路市の明石海峡架橋10周年事業の進捗状況について、自分の知らないことばかりでした。犬も歩かなければ棒にあたりません。
健康福祉部と不妊治療の支援の考え方と県の新行革プラン(後期妊婦健康診査費の県費1/2カット)に対する考え方の整理、県の少子対策本部はなんだったのか?
産業振興部と観光·DC(デスティネーションキャンペーン)·明石海峡架橋10周年事業の考え方について意見交換。
20年度予算案は現在各課と財政課とのすり合わせ段階であることの報告を受け、一律、今年度15%カット、来年度5%はやはり疑問。増減は年明けの市長査定でとのこと。
締めくくりは徳島の方と「地球規模でのバイオマス推進」の基本的な考え方について、少子対策という観点からの保育行政のあり方について意見交換。しびれる意見が多かったです。やはりモノは大きい視点で見なければなりません。少子対策の考え方もさまざまです。今日のところは「少子対策・観光」に限って言えば、やはり淡路一市がベターかも知れません。
南あわじ市だけでは考えることが出来ないような視点多々。「宇宙戦艦ヤマト理論?(宇宙規模の広い視野で)」まさにウロコでした。
一般質問終了後、森上議員他の呼びかけにより半数以上の議員の参加を受け「障害者自立を支援する南あわじ市議員懇談会」が発会されました。
僕はこれまで障害者の方にはそれなりの知識と理解は持っていたつもりでしたが、特別な交流や考えはなく、のうのうと生きてきました。この懇話会を一つの機会として障害者の方々が日々どのような考えを持ち、どのような苦労をされ、行政に対してどのように思っておられるのか、国・県・市と縦割りの弊害もありますが、行政に足らないところは何かを学びたいと思っています。
これまでブログには書きませんでしたが、僕は3年前に兄を亡くしています。一生変えられない事実であり、これ以上ない苦しい出来事でした。この世に生を受けたすべての人間には社会的義務と、夢を実現する権利があると思っていますが、生まれながらにして健康で健常な方ばかりではありません。しかし、生きている人間は夢を見、現状より少しでも幸せになりたいと思うのが当たり前です。議員としてだけでなく、一人の人間として一から考えなおしたいと思っています。
午後は請願4件を上程し委員会付託されました。内3件が文教厚生常任委員会に付託され、残りの一件は僕が説明員として産業建設常任委員会に出ることになりました。一般質問を休んだ分、来週は勉強のネタがドッサリあるようです。
食事療法で疲れが出てきたかもしれません。今日はぐっすり寝てみます。
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