一般会計補正予算2件(保育所改修工事、非課税世帯等へのインフルエンザワクチン摂取無料措置等)、プロポーザル審査委員会設置条例、雇用対策に係る基金条例を委員会で可決。
企業誘致促進とその他の雇用対策に1億5,000万、鳥獣害対策等に7,000万の基金が積み立てられ、5年間の内に雇用を刺激する施策として実行していくことになっています。
自公政権時代よりは、幾分、ひも付き感も薄らいだように感じていますが、今後もどうか。
私からは淡路島内の女性の事務員や販売員等の有効求人倍率が0.1台と極端に低いことを再度報告しました。
12月議会は「尖閣諸島問題」や「TPP」に対する政府への意見書の提出なども用意されており、国と南あわじ市議会のあり方が少しずつ変わってきているような感じも受けています。
景気回復が先か?雇用対策が先か?
景気回復の秘策はなかなかありませんが、動かなければなりません。
私は第一次産業などで本当に頑張っている方々への側面からの全力支援がカギだと思っていますし、議員としてだけでなく、できる限りのことをしたい。
日本全体を考えてのTPP参加という意見も聞きますが、淡路島の第一次産業がもしも打撃を受けてつぶれるようなことがあっては本末転倒、今後の3市の存在意義すらなくなってしまいます。
淡路島の行政体として、参加不参加は現時点で考えられる域にも達していないのではないかと。たとえ国を守っても淡路島が沈むのであれば、それは受け入れられないと思っています。
TPPに乗り遅れた感は当然感じていますが、やはり、もう少しの時間と国の第一次産業の政策の転換が必要ではないでしょうか?
※某市の財政課の方からご指摘をいただき、紛らわしい表現を削除しました。以後、気をつけます。ご指摘ありがとうございました。緊急経済対策の交付金事業と雇用対策の交付金の認識がごっちゃになっていました。
一番様
こんばんは
最近になってTPPに参加した場合のGDPの変動や国の農業損失の数値、各政党の対策なども公表されるようになってきました。
戸別所得補償を始めた民主政権ですから基本的にTPPは参加の方向でいくと思いますし、半年後の参加表明を着々と進めていますね。
ただ、状況が状況ですので国民に対しての説得力や推進力があるかどうかという点で疑問が残ります。
ただ、本質的なところはどこが政権政党であろうと、やはり推進の方向になっていくと思います。
となれば、ここ数年は淡路島の一次産業として何をしなければならないか、真剣になって考えなければなりませんし、私も農業・漁業関係者の方々と一緒になって何をすべきか考え、事は行動しかないとの思いで動きつつありますが、ほとんどの方は「守り」に入っていますし、厳しいながらも希望的観測だけで考えておられる方も一部おられるのかもわかりません。もちろん農漁業従事者の方々が本当に厳しい状況であることはしっかりと認識しているつもりです。
ただ、国民的にもう少し(2~3年)ぐらいの準備期間が必要ではないかと思うのです。
いずれにしても5年10年後の日本の農漁業戦略を地方も本気で考える時期に差し掛かっていることだけは事実だと思いますので、その時のために、南あわじの一次産業の流通がこれまで以上に確保されていることが前提条件です。
投稿情報: いでひろ | 2010-12-13 23:16
こんばんは
久しぶりに投稿させていただきます、TPPの問題難しいですね
食料自給率の事を考えると、とても日本国として参加すべきでないと考えるのが普通かもしれませんが、最近私は そうなのかなと考えることがあります。
中国の農産物を食べたいと思いますか?
確かに安いからそれでもいいかと思う人もいるでしょう、加工されていればもっと気にしないですよね、しかし本当に食の安全が確保されているのでしょうか?
私は、日本の農産物こそ世界を代表する安心安全な農産物だと思いますが、科学技術だけが売りではないでしょう 日本は、環境と安心安全な技術で農産物の生産を世界に売り込まないと
TPPから逃れるのは難しいのでは、農業先進地、南あわじは日本を代表する農産物を世界中に売り出そうではないですか。
投稿情報: 一番 | 2010-12-13 21:45