「30名論~20名論」をいつまでするのか、「妥協点」を探るのか等々議論されましたが、市民の方々を巻き込んだ議論を進めている以上はある程度の「区切り」が必要ですので次期定数は4名減の「24名」という一つの案を作りました。まだ正式決定ではありません。市民の方々に向けての「叩き台」がやっとできあがった状況です。
今月中に、数字に対する「根拠」「議員個々の意見」等を付け加え、5月にパブリックコメント(議会の窓口、ホームページ等で全市民から意見をいただきます)を行います。
これまで委員会で議論されてきた内容は、まず議会の情報発信のあり方に始まり「財政状況、人口減、民意の反映度、議会内運営のあり方、議員個々の能力資質向上、住民の意識、類似団体·淡路市·洲本市との比較等々」
各委員の意見は今なお「20~30名」とひらきがあり、一向に一致しませんが、それぞれ考え方が違うのは当たり前であり、またすべてに一理あるので、非常に意見調整がしづらい状況です。
僕は当初から「22名」と考えており、一時悩んだこともありましたが、議員報酬の議論が折り合いがつかなっかた時に「22名」でという意思が固まってきました。
根拠は「議長を除く、三つの常任委員会は7名構成とし、3×7+1=22」という考え方です。
「急激な減はよくない」「民意が反映しにくくなる」「小さい集落から当選できない」「若い人、女性が当選しにくい」「議会内の議論が減る」などの反対意見も受けていますが、委員会運営・議会運営についても議会内を見ているものの立場としても考えるべきであり、地域代表としてだけではなく千差万別の立場・年齢・性別の方々で議会を構成するのが理想のように思います。
「財政状況の回復兆しがないこと」「人口減に歯止めがかからないこと」だけで「減」はおかしいという意見もありますが、この2点は無視できませんし、「人口5万人以上は法定定数が30」ということですが、そもそも国の法定定数すら「具体的な根拠はない」という有り様です。
民意の反映については住民側から「議員がいない地域は不利」という意見もあります。
が、そこは先に自治会のあり方について議論しなければならないのではと思いますし、ごく自分の地域のことだけ考えている住民代表では寂しくないでしょうか?
「24」という定数についてのパブリックコメントを参考に最終の詰めに入ります。
先日「いつまでかかってるんや!」というご指摘もいただきましたが、サイコロという訳にはいかないので、時間がかかるのはある程度仕方がないところがあります。ご理解下さい。
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