あまりの所用の多さに振り回されブログを書く気力がなくなっていました。
気を取り直して頑張りますので今後ともよろしくお願いします。
Q①「新庁舎建てるらしいな」
Q②「沼島のお医者はんどうするねん」
Q③「お前の活動が見えてこない」
Q④「議会は何しとるねん」
一週間の間先輩方にいろいろと叱咤激励を受けてきましたので一部ご紹介します。
A①本会議場で担当部長から「20名で構成される民間の方々で構成される検討委員会で新庁舎建設についての意見の一致があった」と報告があり、新聞に取り上げられました。
この検討委員会は市長の諮問機関(意見を聞く機関で、法的な拘束はない)であり、以前に議会議員を入れるかどうかという話し合いがあり、入れないという議会の決定もあったので現状は議題として本格的な審議をしていません。個々の議員としてはもちろん活発に意見交換しています。合併特例債(実質の返済額が借りた額の約3割でよい)を使うべきか否かが審議の中心ですが、来るべき時に十分な議会への説明を求めたいと思いますし、それまでに議員としてやらなければならないことはたくさんあります。「建てるらしいな」という質問に対しては「確定事項は何もありません」とお答えしています。実際は執行部水面下ですさまじい動きがあると予測できますが議会として何も決めていません。今後の議会としての態度を月末までに話し合うことになっています。
A②残念な結果になってしまいました。退職願が出され応急的に週に一回、阿那賀診療所の先生が出向くことになっているようです。沼島の住民の方々からも市長に対して早急な対応を!と要望がきています。担当部局は今現在、懸命に兵庫県などと折衝しているようですが、一日も早くよい方向性が見つけられることを祈りますが、雇用危機管理体制を真剣に考えなければならないと感じています。どこかによい医者を知っている方がおられればご一報ください。
A③当選させていただいてからもうすぐ2年になります。これまで自然体で活動してきましたが、「若年寄り、カラーがない、ビジョンがない」などいろいろ批判もいただいています。期待にそえていないことは僕自身分かっているつもりです。否定もできません。残された2年、これまでの反省をしながら、初心を忘れず悔いのないよう取り組みます。もう少し見えるような活動もしないといけません。パフォーマンス政治はあんまりやりたくないですが、情報発信はぜんぜんできていないと思っていますので何とかしなければと思っています。
A④これまでの視察や研修を通じて全国的に地方議会のあり方、2元代表制の制度疲労を感じます。そして自治体合併間もない地方議会はどことも「ひよこ議会」であることも痛感しました。レベルの高い地方議会は群を抜いていますし、個々の議員のレベルも高いです。
今、議員定数等調査特別委員会、政治倫理に関する調査特別委員会などを設置して議会のあるべき姿等について議論をしていますが、市民の方から厳しい意見もいただいていますので紹介します。
「定数??もっとやらなあかんことあるんとちゃうか?」「38万5千円の働きしたらそれでええねん、もっと働け!」「定数半分、報酬半分でええわ」「農家とサラリーマンしか立候補できへんやないけ」「議員全員倫理違反ちゃうか?」「足の引っ張り合いはやめろ」などです。
パフォーマンスだけはしてはいけません。議員の中には法定定数一杯、大幅人員削減、報酬減、報酬増(報酬は報酬審議会が決めていますが)など考え方も様々です。時代の流れ、市民・企業・市職員・四役との兼ね合いを考えて答を出さなければと思っています。KY議会にだけはなってはいけません。
南あわじ市の議員政治倫理条例については現状、問題が多くあります。倫理を守れといってもその人にとってどこからどこまでが倫理なのかは第三者には分かりませんし、気持ちはなくても条例違反と認められてしまえばそれまでであり、逃げ道があるような解釈をしている議員がおればそのほうが大問題です。条例あるなしにかかわらず倫理ある行動に努めることが議員の基本姿勢であると思いますが、議会として毎回判断基準があいまいで議会運営委員会などで意見が分かれ、第三者機関の調査会に依頼してしまう仕組みもどうかと思いますので、個々の議員の倫理観の向上と慎重な審議を経て全議員一致で条例改正をしなければいけないと考えています。
倫理とは「人として守り行うべき道。善悪・正邪の判断において普遍的な規準となるもの。道徳。モラル」という意味のようです。
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