バイオマスについては世界、国、自治体、市民レベルでも認識にバラツキがあります。僕もいまだによく理解ができていませんし、どちらかと言えば胡散臭いと考えていたほうでした。
が、ここ一週間でようやく理解できるようになって来ました。地球温暖化対策は地域それぞれが進めないとなんともならないですし、とっつきにくい行政用語の羅列に思えた「バイオマスタウン(=地域)構想」が、温暖化対策の一環として地域の意識改革への第一歩の取り組みであることに、いまさら気付いたためです。
バイオマス週間締めくくりの今日は、洲本市新エネルギー・バイオマス推進議員連盟主催の講演会「持続可能な再生資源の活用」講師:森 義信氏(NPO法人大阪環境カウンセラー協会 監事)に参加させていただきました。洲本市議会の小松議員・氏田議員WEBに詳細報告
地球温暖化対策については
「我々には、まだ修復チャンスは残されているが、これまでと同じ過ちを繰り返す時間はもう残されていない(リオ宣言)」
以降、世界的に環境問題が叫ばれはじめ、京都議定書が約束されているところです。
無限であると思われ続けていた化石燃料は有限であること、40年後に石油がなくなるという計算もされています。このまま石油・石炭を燃やし続け、地球温暖化が進めば、近いうちに100年分のCO2を含む永久凍土「エドマ」が目を覚まし、とてつもない地球規模での温暖化(海面が12m上昇)が起こると言う警告も世界各地で徐々に出されているようです。講演を聞いて背筋が凍りました。
そして、期待される新エネルギー分野では竹などに含まれるリグノセルロースの分離の可能性について産・学・官・NGOが一体となった取り組みの解説がありました。
???でしたが・・・。これまでなじみの薄かった「環境NGO(非政府組織)」の必要性も大いに感じました。
難しい専門用語は徐々に勉強することとして、避けては通れない問題であることは確実ですので、今回の洲本市議会の取り組みを参考にさせていただきながら市内各種団体、行政へ提言していかなければと思っています。
まだまだ「地球温暖化対策」について細部にわたり説明できませんので、興味のある方はどんどんリンクで飛んでみてください。すみません。
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