行財政改革を進める自治体が増えています。これはもう今の時代の本流ですし、誰も逆らうことはありませんし、異論もありません。
市役所組織の再編・公務員の給与カット、公共工事の減、補助金のカット等、すべての方が面白くないのが「行財政改革」です。胸を張って進めるにはそれなりのフォローもしていかなければなりません。
公務員の給与カット=特別職の給与カット=議員の定数減or報酬減
※議員は定数減が理想です。
公共工事の減=雇用施策・企業誘等の推進
※癒着・官製談合とかではなく、役所は公共工事で建設業界を左右してしまうので、公共工事が減った今は雇用施策に特に力を入れるべきではないかと考えています。
各種団体補助金の15%カット=団体への説明
南あわじ市は「緊急性・優先順位・選択と集中」という施策展開ですが、何よりもまず一般会計270億円の使い道の「説明責任」。これを進めるしかありません。
昨日、保育所の入園式で「市は10億円以上を少子化対策に」と紹介がありました。
これも「説明責任」であると思われますが、聞いてすぐピンと来る人は皆無でしょう。
広報誌の閲覧率の増に特に力を入れるべきです。
各部次課長級が入れ替わりましたので、主な人事異動があった部署において僕個人の意見の引継ぎを行ってきました。
議会事務局・・・議会だより打合せ
市長公室・・・・・総合施策他
少子対策課・・・出会いサポート他
産業振興部・・・職安・世界遺産・ライフセーバー他
教育部・・・・・・・各高校進学状況
今年度も引き続き、政策実現に向けて取り組みます。1年半で「大風呂敷」を広げすぎた感もあるので、総務委員会を中心としながら、各分野にも一つづつ丁寧に思いをぶつけて行きたいと思っています。
あらためて各部を回っていると南あわじの広大さに気づかされます。中央・緑・西淡庁舎をまわって今日のところはバテました。続きは後日にします。
阿万塩屋川河川改修推進委員会の方々が見えられました。塩屋川流域には300戸を越える民家、南あわじでも指折りの田園地帯が広がっていますが、河川決壊の危険箇所がまだまだあります。
平成4年の県の用地買収以降、事業がストップしており、台風23号災害の工事もひと段落したこともあり、本格的に要望活動を再開したいということでした。地元市議・県議連携して、市・県・国などに働きかけをする方向で進めることを決めました。
阿万地区に津波災害対策として県から19年~23年度にかけて事業が計画されつつあります。地元関係団体・自主防災組織などにもこれから事業内容などの打診があると思われますが、再度、県へ出向いて確認を取ってきたいと思っています。
行政の説明責任と平行して行政への市民参加も進めていかなくてはなりません。議会・議員からも積極的な情報公開をすすめ、少しでも「知ったもん勝ち、早い者勝ち」の感がある行政参加の体質も改善していかなくてはと考えています。
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