今回の長崎市長銃撃事件は本当に衝撃的なものであったと思います。どんな恨みがあれ、暴力でものごとを決着させるのであれば戦国時代と同じです。議論の余地もありません。「長崎市のために」との想いがこのような結果につながってしまい、本当に残念な思いがします。
NHKニュースで「行政対象暴力」という言葉が紹介されました。聞きなれない言葉ですが、要は市役所などに対して暴力などによって不当な要望・要求をすることのようです。
議員も市役所に対して要望・要求をしています。市民の声の代弁、時には念密な下調べをし、時には思いつき(正当な?)で要望したりしています。ほとんどの要望・要求は財政的な理由で実現が困難なものが多いのが現状ですが「+暴力」で要望が通るなら、民主主義の何もかもが否定されることになります。議会も何もあったものじゃありません。
市役所職員は日々職務に毅然とした態度で取り組んでいると思いますが、今回の事件によって改めて公務員の責務の重さを感じなければなりませんし、暴力に屈してはいけません。議員も同じです。
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