今年もあと10日余り。明日で今年の議会は終わります。議員とはどうあるべきか?市民の期待に応えるとはどういうことか?考え続けた一年でした。
「答えは風に吹かれている」な~んて言ってたら怒られますので、現状の僕の考えを少し書きます。
議員は市民の代表であって、市民全体の奉仕者である。執行部(執行機関)と議会(意思決定機関)は対等な立場である「議員必携より」
○28人の議員それぞれ持ち味があってしかるべきです。僕は「若くしがらみのない活動」を念頭に置いてきました。いろんな見られ方をしていることも肌で感じていますが、反省もつづけています。議員はある一面では孤独な仕事である思います。最終意思決定は負託をされている自分自身にあり、あまり外目を気にしすぎるといろいろな声に余計に敏感になり、自分を見失うこともあります。市全体、淡路島全体を見渡して責任をもってぶれない判断をしていけるよう努力しています。市民全体の奉仕者に少しでも近づけるよう極力外に出かけ、情報収集・発信していきます。
○議会の組織内で自分を一議員として考えた時、28人中一人の議員という意識ではさみしいので、できる限りの努力をして議会でも存在感のある議員にならなければと思っています。派閥という言葉がありますが、市議会では基本的に与党野党という表現は使うべきではないと思っていましたし、今もその考えはかわっていません。会派が同じだったり、違ったりしていても、最終的には議員個々での判断も多く「会派」は政策集団という表現がしっくりきます。執行部は市長はじめ4役、部次長級を言いますが、市長助役に対しては政治的判断を求め、部・次・課長に対しては政策的な提案をしています。対等とは言うものの執行部は予算の執行権がある上、行政のプロですから、自然と執行側が有利な状況です。が、議会も市民のプロであるべきであり、28人全員で議会のレベルアップに取り組む姿勢が必要であると思います。
全国どこの自治体でも執行部に対して各議員、会派から要望を出し、少しばかりの予算づけを勝ち取っていくという構図があります。もちろんそういったことも大事ですが、市にとっては一にも二にも市長のリーダーシップが一番重要であり、議会はそのチェック機能を果たしていくというのが理想の姿であると考えます。議員として期待に応える難しさ、期待のされ方に戸惑うことも多々ありますが、今後も引き続きビシバシご意見をいただきたいと思っております。
波はありますが、ホントにタフな世界です。組織(選挙で選ばれた大人28人)の難しさ、市民の議会に対する期待、不満、執行部とのヤリトリ、経験もまだまだ足りませんが、芯を通して一人の人間としても、成長していきたいと思っています。
久々に自宅で子どもとたわむれました。息子が大泣きして寄り付きません・・・。(泣)
最近のコメント