12名の特別委員会で2班(6名+6名)に分かれ議員定数・報酬について管外調査を行いました。
A班は「宍粟市・たつの市」B班は「丹波市・篠山市」。僕はA班で本日視察調査に参加しました。当面県内他市の現状分析を行いながら、「3年後の市議会改選時の議員定数」について議論していきます。
宍粟市「面積が淡路島の1.1倍・人口4万人で定数28名」
たつの市「面積210k㎡・人口8万人で定数28名」
南あわじ市「面積229k㎡・人口5万2千人で28名」
報酬は差がないのですが、見るからに「南あわじ」の定数が多く感じることができると思います。
ただ、両市とも地域的な事情(都市部と山間部)・特色(合併直後なので小選挙区制を実施)があり、一概に多い少ないとは言い切れないのが実情のようでした。
定数・報酬は少なければ少ないほど財政的に軽くなりますが、あまり少なすぎると議会の運営・機能にも支障が出てくる恐れがあり、いきなり「バッサリ」切ることは難しい状況が伺えました。
宍粟市は特別委員会を立ち上げてはいませんでしたが「財政を少しでも軽くするのは議員の当然の仕事であり、議員を取り巻く環境は議員本人が一番わかっていると自負している。議員定数に関しては市民の皆さんに理解される判断をしたい」との宍粟市側の意見がありました。
単純に、合併後の職員数のスケールメリットがなかなか出せていない状況で、議員自ら態度を示し、行財政改革に本気で挑むべきであると考えています。もちろん報酬についても第三者機関によって議論されるべきところです。
現状、答のなかなか見えてきづらい議論が続いていますが、今後も委員会を通して詳しく調査研究し、来るべき時期に自信を持てる答にしたいと思います。
最近のコメント