NHKスペシャルを見たが、そもそもテレビ局の表裏、番組製作者の思想心理等々、NHKといえど政治的にもいろいろなものが交錯しているだろうと勘ぐってしまう。
時系列で詳しい解説があり、事実報道としてはかなり忠実なものと思えたが、やはりそこはテレビ。
最近の国会のドタバタを伝える報道も見ていない。どうせ二転三転するから結果だけ新聞で読むようにしている。
もちろんNHKだけではない。民放も正確さの担保や重大な責任もスポンサー関連会社以外からは降りかかってこないし、要は視聴率優先。
信じるも信じないもすべては視聴者の判断となるし、製作側には「視聴者が信じる」なんてことについては優先順位は後のほうだろう。
このブログなどは特に嘘の塊と言えるかも知れない。個人的思想ですべて私の判断で書いているし、人間だから極力自分の都合が悪くなるようなことは書かない。
何が本当で何が嘘かなんて言うことは誰彼が判断できるものでもなければ、強要するものでもない。
以前から多重人格者ブログと揶揄されているただの気ままな日記である。
震災後の政治の信頼低下はある程度予測できたところもあるかもわからないが、テレビの信憑性も極端に落ちたと思っている。
節電節電というなら番組製作をやめて、各局輪番制にして放送時間を切り詰めたらいいのにと思う。それがテレビ局のできる視聴者へ向けての一番手っ取り早い節電の啓発ではないだろうか?
信憑性だけでなく、そもそも多すぎる番組の必要性ももっとわからなくなった。
CMは全部「AC」になり、バラエティー番組も自粛ムードになったが、普段から震災が起こって流せないほどの低脳なバラエティー番組やCMばかりやってるからあんなことになる。
そもそも正確な情報などテレビには存在しないと考えた方が日常生活が幾分楽になるし、自分自身の身の回りの出来事がすべてと思って行動するしかないと思っている。
だから地デジの乗り換えには全く興味がない。
テレビを買えないとも言うのかもしれないが・・・。
原発事故からのエネルギー政策の転換にむけて、ソフトバンクの孫正義社長が身を乗り出す中、かたや日本政府はこの場に及んでも原発推進計画を発表。
評論家の良い悪いの批評はさておいて、それぞれの大きな力が着々と動きはじめていることだけは間違いない。
與論か?それとも世論か?
これからの日本経済を考える上で、大きな分岐点となることは確実であり、「輿論」で理性的な合意をするか、なんとなく国民受けを意識した政治のままで世論に流されてしまうのか、国政のあり方そのものの分岐点になることも間違いないと思う。
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