市内の火災件数を確認したところ、1~3月で「20件(うち5件が原因不明)」、4月に入ってからも連日の雑草火災が続いており、ケーブル網での告知等を使って防火の啓発につとめてはいるとのことですが、行政には啓発の努力はできても火災をゼロにすることは不可能です。
火災に見間違えられるような野焼き(枯れ草等に限る)を行う時は予め「消防署への申請」が必要となります。「大丈夫だ」と思っても人によって認識はマチマチですので、「?」と思う時は淡路広域消防(0799-24-0119)にお問い合わせください。
昨夜のビニール等の野焼き、規格品以外の焼却炉等でのゴミ焼きは違法です。こればかりは皆さん個々の責任です。
賀集地区、今週末の阿万地区の祭りに際しても、交互で地区消防団の方々で見回りを行っており、消防団の皆さんにとっても負担となっています。皆様方のご協力をよろしくお願いします。
昨日、兵庫県公館でおこなわれた県と市町会の意見交換会で知事より「国の計画策定を待たず、各市町でできるところから防災計画を見直してほしい」旨の発言があったとの記事がありました。
市は引き続き「自主防災組織へのテコ入れと、福良地区の避難道の整備を重点的に取り組む」との方向で動き始めています。
阿万地区についても、10年がかりで排水対策事業はある程度進展をみせましたが、海岸から県道バイパスへのアクセス問題、高台の避難施設への道路幅員の拡張等、多くの課題が山積しています。
道路整備については海岸沿いに限った話だけではありません。地域のリーダーや行政が一人ひとりの地権者の方々に粘り強く呼びかけていく以外、他に方法はありません。
今後も多くの地区において、計画の見直しに留まらず、防災意識の向上と、避難時間の短縮が図られるよう、地域の方々が結束されることを願っています。
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