本日は産経新聞に月に一度、石原慎太郎氏が寄稿している「日本よ」より。
IOCのロゲ会長曰く、現代の若者は「携帯」「パソコン」「テレビ」などの情報で人間そのものの生活を規制しており、大自然の中で生きていく力がなくなっている。
また、石原氏は携帯・パソコンがもたらす広範囲の他との接触が、人間同士の本当の連帯になっているのか?と疑問を投げかけています。
そして、溢れんばかりの情報を分析するために、新たな情報をネット等で当て込むという行為自体に「身体性」がなく「虚妄」であるとまで説かれています。
ご両名ともお忙しい方でしょうから携帯もパソコンも十二分に使われていない中での持論?だけに、これだけバッサリと言い切れるのかもわかりません。
そもそも「自然」と「携帯・パソコン」を並列に論じるところが極論過ぎて面白いと思いましたが
お時間があり、かつ、産経新聞にたどり着ける方はお読みください。いずれにしても「iphone」にも「android」にも産経新聞は力を入れているのに(無料アプリまでしてからに)、わざわざこんな記事はないだろう・・・。と思ったので書いたまでです
肝心の記事ですが、文末では「身体性」のある知識や経験を若者にいかにして持たせるか。我々世代が真剣に考えなければならない。と結ばれています。もちろん異論ありません。
ネットの匿名性
ここにきて「Facebook」の利用者が増えていますが、これからの情報交換ツールとして定番になって欲しいと思いますし、匿名性が高かったネットの世界に新たな流れが生まれたことは喜ばしいことであり、私はこの流れを支持しています。
今後も「身体性のない虚妄」な場面もあるでしょうが、それよりも現実問題として「匿名性の高い場での情報」に振り回されている「若者」を何とかしないといけないでしょう。
基本的に私は全く顔の知らない方とはネットでの交流はしませんし、たとえ間違いないだろうという情報だとしても自分の足で調査し、確認しています。
以前にも書きましたが、私のネットに対する持論は「100害あって億利あり」です。
ネットに浸かりすぎず、逃げ込まず、私は実生活の延長線上で「携帯」「パソコン」を使っていきます。
そんなことを言いながら娘に「携帯買って!」と言われたら私はどんな行動を取るのか?まだ対応を考えていません
ネット選挙
ついでに選挙のネット解禁については、「オフィシャルアドレス(10ヶまでとか)」を候補者等が申請し、選挙管理委員会が管理するようにしたらいいのではと勝手に思っています。
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