「地方分権」という言葉。ずいぶんと昔から言われてきましたが、ここに来て民間出身知事の活躍で一歩も二歩も前進しそうな状況であると思います。「そう簡単には!!」という意見もありますが、市町村としてはやはり準備はしておかなくてはなりません。
簡単に言えば、国から県へ、県から市へ、業務と財源が移譲されるということですが、今の市役所体制で果たして業務が増やせるかどうかは未知数です。
南あわじ市役所では現在の600名超の職員を平成32年までに500名に削減する計画を打ち出している中で、これからどう取り組んでいくか。早急な協議も必要になってくるのかもしれません。
よく「民間委託するとサービスが低下する」という声を耳にしますが、一体どんなサービスが低下しているのでしょうか?求めすぎではありませんか?そんな視点で考えていただきたいと思っています。
これからの時代は、民間委託といっても、行政目線での委託ではなく、職務・業務の民間解放という観点で市民・企業とともに考えていくべきです。
「小さな市役所=市民の参画」
「地方分権」がすすむほど市役所の業務は増えますが、市職員の削減を進める以上は住民の皆さんにも行政の一翼を荷っていただかなくてはなりませんし、積極的に市のお手伝いをしていただければと思います(ボランティアという意味ではありません)。
住民サービスの低下を防ぐ手立てとして、行政のあらゆる事業の民間委託を加速させ、並行して行政と市民・各種団体・企業経営者等が一体となったまちづくりの企画・事業展開を推進し、市民・経営者の参画を促します。
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