青年会議所のメンバー9名で佐用町に出向きました。
町に入ると、川の中に車が落ちたままになっていたり、いたるところでアスファルトが流されていたり(主要道路の通行止めはほとんどありません)、電車のレールが浮いていたりと復旧にはまだまだそうとうな時間がかかりそうな感じを受けました。
当然ながら自衛隊や消防による行方不明者の捜索活動が優先されており、個人宅レベルにおいてはボランティアの方々の作業が一番重要になっているとのことでした。川沿いの家屋に被害が集中していますが、約2mほど浸水した家屋がほとんどです。
佐用高校·久崎小学校どちらかでAM8:00からボランティアの受付を行い、訪問先の地図が手渡され、道具を借りて作業開始となります。作業は16時までとなっています。
今のところ淡路島からは車で乗り合わせていくしか手段がなさそうですが、ボランティアに参加される方は、水分(現地にもありますが自分の分は持参しましょう)、着替え(2~3着必要)、長靴が必要です。酷暑の中の重労働になりますので体調を整えて出向かれてください。
現地の方の話では、ようやく作業が軌道にのり始めた、泥かき器具は揃ってきたが、土砂の運搬用ダンプがもう少しあればとのことでした。
ボランティア班は手作業での家屋周辺の泥かきや清掃がほとんどですが、現地の方も大変疲れており、しばらく応援が必要であると感じました。
飲料水は周辺の市町村や水道事業団から届けられており、水道·電気もほぼ復旧しているようです。神戸市、赤穂市等からのダンプトラック·ごみ収集車も現地入りしていました。
佐用町商工会の方からは「町の機能が復旧しても、人的な復興·町の賑わいを取り戻せるかが一番心配」「災害から一週間経って疲れがピーク。申し訳ないがボランティアの方々に甘えさせて頂きたい」とのことでした。
本当に深刻な状況が伝わってきます。
お時間のある方は災害ボランティアへの参加を是非よろしくお願いいたします。
義援金でのご支援もよろしくお願いいたします。
泉様
一日くらいのボランティアではなんともならないなと感じましたし、今後は手分けしてお手伝いしなければならないと感じました。
地元の方も、1ヶ月もすれば忘れられてしまうのでは・・・。と危惧していましたので。
そういった点含めて、全国の多くの方の末永い力が必要だと思います。
投稿情報: いでひろ | 2009-08-18 09:52
阪神淡路大震災の復興時、仕事(生活保護申請)の関係で須磨区にお手伝いに行ったことがあります。震災後、4ヶ月ほど過ぎてましたので、混乱時ではありませんでしたけど・・・。皆様の活動には頭が下がる思いです。
投稿情報: 泉みちひこ | 2009-08-17 09:43