「淡路の高校の充実を求める請願(22年度の淡路一宮分校·洲本実業東浦分校の募集再開)」が上程されており、月曜日の文教厚生常任委員会に負託されています。
淡路市の高校の充実も無論必要ですが、グラフを見ると22年度の募集対象人口は南あわじ市が突出しています。人口15万を切る島に高校が9校、現状は淡路·洲本実業本校も定員調整をしている状況、加えて遠距離通学費の助成に対しても市外からは賛否さまざま。
南あわじ市議会としては「淡路三原高校のクラス数増」を意見書に盛り込むか、単独で新たな意見書「淡路三原高校のクラス数増」を提出するか、今回の意見書は優先的でないのでは等々の意見。紹介者として署名させていただきましたが、市内の開門率の現状もあり、なんとも複雑。
基本は私立との住み分けと協同、淡路島全体のバランスを考えて運営していかなければなりませんし、現状は15年後までの人口が分かっている現実に正面から向かい合う勇気が必要なのかも知れません。
島内の就学人口
平成21年度の公立高校開門率(人口に対しての募集割合)
淡路市 80.81
洲本市 107.58 (93.82 ※広田地区を算入した数値)
南あわじ市 54.42(62.99 ※広田地区を除いた数値)
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