島根県の石見銀山、津和野町、山口県萩市を訪れました。
去年7月にユネスコ世界文化遺産認定された「石見銀山」では歴史・自然との共存について観光ボランティアの方々に詳しく説明を受け、質疑等々。
昔ながらの街並みが至るところで観光地として整備されつつあります。自然と歴史と共存しながらも地元の方の「世界的な観光地へ」との思いがひしひしと伝わってきます。
世界遺産センターも建設中であり、石州瓦が山積みになっていました。こういった経済波及効果もありです。
津和野町役場では「石見銀山との連携」「山口県(萩市)との共同観光施策」「定住促進空家バンク」について調査。
役場は昔の武家屋敷をそのまま使用しています。
島根県は9つの市町村から成り立っていますが、調査項目の観光施策・定住対策はいずれも県主導の事業でした。県と市町村の関係が少なくとも兵庫県と南あわじ市よりも格段に密であり、県・町双方の業務の効率化を図れているように感じました。自民党が言う道州制はともかく、やはり兵庫県下41市町村は多すぎるのでは?
また観光施策では都道府県の違う萩市と共同事業を常に行なっており、一定の成果があるようでした。都道府県を越えての市町村の連携、徳島県の玄関口に位置する南あわじ市も見習わなければなりません。
「森鴎外」が10歳まで過ごした津和野町
萩市の「高杉晋作」の生家
石州瓦は茶色・黒色の色瓦がほとんどですが、和風の建物にはやっぱり「淡路いぶし瓦」の方がしっくりきますね。
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