今年も海水浴シーズンの到来。毎年僕の周辺では「阿万海岸海水浴場駐車場の有料化・拡張」が話題になる。これまで何度も調査・研究はしてきているものの、そもそも昔ながらの自然な海が「海水浴場」に変わってしまった事に複雑な気持ちがあるのも事実。
県は十数億円を投資したのだから、後は南あわじ市で管理せよという態度。毎年、付近住民は「ゴミが散乱して、夜中の花火もうるさい」という苦情、「迷惑防止条例をつくれ」「海を埋め立てて駐車場の拡張を!」という声もあり、よく理解はできる。なかでも「障害者のためのトイレのユニバーサル化」「ライフセーバーの駐留」の要望には僕も一生懸命取り組みたいと思っているところ。ただこの2点も数百万の資金が必要。
ただ、この財政状況。福祉・教育の予算さえカットせざるをえない中、一体どうやって埋め立て工事などできるだろうか・・・。残念ながら「できません」と説明するしかない。予算措置が必要ない「迷惑防止条例」をつくっても、深夜に花火をしにくる輩の意識など変わるだろうか?
個々の要望・苦情ばかり乱発してもなかなか現状が変わらない。阿万海水浴場のあり方検討委員会の立ち上げぐらいはしなければと思う。
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