橋下知事が連日メディアで取り上げられ、大阪の府政改革についていろいろな情報が届けられています。今日は毎日放送の「ちちんぷいぷい」に出演されていました。
●「政治の最終最後の責任は有権者」
ほとんどの首長は選挙があるので地縁団体等に予算をつけてしまうが、ぼくはメディアっっ子的な面を持っており、多くの府民からも支援を得ているので、その分思い切った改革ができる。有権者の方々も変わらなければ行財政改革は無理。
●「将来世代に負担をかけない」
ぼくは正義感・ボランティア精神はないが、せめて今の子どもたちにまともな大阪府を渡したい。
●「国の法律を変えなければならないので、メディアの力も貸して欲しい」
義務的経費(人件費等)がかかりすぎている。財政再建には法律改正が必要。
一項目目はすこし言い過ぎの面があるかもわかりませんが、府民が納得のいく説明責任を十分に果たした後の財政改革になるようにしなければならないと思います。
二項目目は全くその通りであると思います。
三項目目は改革派知事として国政の改革派とのパイプをどう使うかといったところでしょうか?市~県~国の政治の世界は政党の弊害だらけです。涙は効果的に?公務員制度改革に力を入れていただきたいです。そうなれば南あわじ市も。
宮崎県知事も大阪府知事も対外的に一定の効果を上げているのは確かですし、否定はしませんが、メディアから議会の存在が忘れ去られているのも気がかりです・・・。
なにはともあれ「行財政改革」はできるところから今すぐやっていかなければなりません。兵庫県は大阪府よりもひどい状況ですし、大阪以上の改革が進められています。南あわじ市ももう一歩も二歩も踏み込んだ行財政改革を行うべきであると考えています。
やはり「行政評価システムへの外部評価制度の導入」ではないでしょうか。
南あわじ市の行政評価結果
現在は市職員のみで予算の削減・増額の判断がなされている状況であり、判断基準が狭いと思われます。「そんなことはない」という執行部の意見もありますが、やはりゼロベースから判断していくには、多くの意見(特に多種多様な有権者の方々の意見と、議会からの意見)をある程度取り入れていくべきであると思いますし、聖域といわれるところに手をつけていかないと今までの行革と同じです。
昨年は「人間ドッグの補助金(100万円)」のカット要請をさせて頂きました。批判があるのは百も承知ですが、僕の目から見た南あわじ市の聖域は「図書館の図書購入費(1600万円)・埋蔵文化財調査費(1億円)・市の職員数」等々です。市施設の民営化も今以上に進めていくべきです。
市民の皆さんも議会議員も予算要望だけしていれば確実に市は財政破綻します。ご意見いただければと思います。
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