本会議終了後、全員協議会が開催され財政課より、平成32年度までの「南あわじ市財政健全化計画」の説明を受けました。南あわじ市では19年度に実質公債費比率が19.3%になり、7年以内に18%以下にしなければならないことになっています。
分かりやすく普通会計歳出(使うお金)と職員の人件費と借金残、実質公債費比率でいうと
18年度決算は183億、うち人件費42億、借金残が451億、17.0%
21年度計画で177億、うち人件費41億、借金残が423億、21.4%
26年度計画で167億、うち人件費37億、借金残が355億、17.4%
32年度計画で148億、うち人件費30億、借金残が248億、17.5%
※下水道・国保・老人保健などの特別会計は除く
という計画です。
南あわじ市の地形・人口等における財政の適正規模がいくらであるかは考え方にによって違いますが、現状の規模のままでは夕張市に近づくことだけは確実です。
行政言葉でよく「最小の経費で最大の効果を生み出す」とありますが、計画を進めるためには、多少の痛み(サービス低下)と市民の皆さんとの協働がなければ絶対にできないと考えられます。歳出削減には徹底した説明責任をし、弱者切捨てにならないこと、市民の皆さんにまちづくりへの参加意識を高めてもらえるような行政体となること、そして歳入を最大限確保することと考えます。厳しい時代ですが、上を向いてがんばりましょう。
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