各方面から少子施策について問い合わせがありましたので報告します。
「本当に助かる、ありがとう」と言われますが
提案をしたのは執行部、議会は可決したという点、説明しています。
議会では慎重論もありましたが賛成多数で可決しました。
「高くなった!どういうことか!!」
今回の2人目以降無料化は1人目が義務教育以下の2人目以降の3~5歳という条件に変わりましたので、去年1歳児と3歳児を預けていた方(2人同時入所は一人分無料)は、今年2歳児と4歳児ですので、2歳児は全額、4歳児は半額の請求が行っており、負担が増えています。少子対策課にも多くの問い合わせがあるようですし、同僚議員にも同様の問い合わせがあったようです。原口議員ブログ
「2人目無料と思って申し込んだのに、だまされた」
だますようなことはなかったと思いますが、制度が去年のままであれば無料であったと認識されていたと思います。無料だから申し込んだという理由については市当局も議会も以前から懸念し「保育に欠ける」という選定基準も国で定められていることから慎重になっていたところですが、不満がある方がおられるのも理解できます。ただ、制度の継続によって将来的には現状より負担が軽減されます。ただし制度が継続できればですので、継続できるようこれからも財政的な問題も含めて要求し続けていきます。
ただ、どうしても経済的に余裕がなく、これまで躊躇していたが「無料保育になったことによって途中入所を希望される方」については積極的に受け入れるということでありましたので、お申し込みしていただければと思います。
いずれにしても結果として制度が続けていければ総支払い代金は安くなるのですが、19年度に大いに期待、また安くなると思い込んでいた方々が大勢おられたことは事実ですし、議会でもそこまでの審議はできなかったこと反省しています。申し訳ございませんでした。また、生活に直結する制度であることから「議決後は早急に広報すべき」であるとも考えていますし、そうしなければならないと思います。
今回の場合、申し込み、制度の更新、保育料の確定時期などがばらばらであり、混乱を招く結果になったと思います。難しい問題です。
「早朝保育に取り組んでほしい、本当に困っている」
市当局は各園長に実施判断をまかせているとのことですのが、そういう声をまとめて届けることは議員の仕事ですので、新年度の保護者会が発足してから意見、また希望者の実数(本当に利用しようとしている方の数)を取りまとめていただきたいとお願いしようと思います。
保育行政について市長は国や県に左右されず地域の特色を生かして積極的に取り組みたいという姿勢ですので今後とも、議会へのご意見もよろしくお願いします。
「新婚家庭家賃免除の条件が厳しすぎないか」
「なぜもっと早く言ってくれなかったのか?」
新婚1年以内、夫婦の年齢合算が80歳以下、の家賃5万円以上の民間賃貸住宅入居者に対して、月額上限1万円を3年間支給するというものです。
19年4月1日以降に転居された方が対象ですので、当然3月31日以前に転居届けを出された方は対象外です。市の広報・新聞紙上では確か2月下旬頃「議会の議決を経て実施される予定」と案内があったように思います。
議会としては住民の福祉の向上とは言え「議決前の案件」を大々的にPRされることは執行部の「議会軽視」につながりかねますし、事前審議というとらえかたもできます。今回は何とか早めにといった執行部の思いがあったのかといまさら思い返していますが、これは議会制民主主義の制度上、仕方の無い面があり、地方自治大改革の次元ですのでなかなか難しいと思います。
あと関連して数名の方から「去年まで制度の恩恵を受けることができなかった人はどうなるのか!」とかなりのお怒り指摘を受けました。
気持ちは僕も理解できます。ただ、政治行政は日々年々、良かれと変わっていくものですから「制度の変わり目」はどうしても我慢していただかなければならない方々が出てくると思います。恩恵というよりは総合的な少子対策という観点から今後も審議していかなければならない事柄であると思いますので、ご理解いただきたいと思います。
議決はしましたが、反省する点も多くあります。
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