南淡中学校の卒業式に地元議員として出席させていただきました。母校の校歌はやはり身にしみます。よい雰囲気の卒業式でした。
今年の卒業生は189名 (僕の年代は285名)
進学先は
市内公立高校 106名
洲本市内公立 25名
淡路市内公立 17名
島外公立 4名
私立 28名
専門学校 7名
就職 2名
ということです。
淡路三原高校に1クラス増の要望は会派として、また議会としても続けていきます。
正確な数字はつかめませんが、この数字からは淡路市内公立の数字が少し多いような気はします。島内全体の数字についても一度調べてみたいと思います。
式の前後、学校問題・少子化・雇用施策について同僚議員と話しました。特効薬は無いですが議員それぞれも真剣に考えています。
昨日・今日と商工会や地元の方々と話しました。やはり就職先がないといった声が多いです。地場産業・企業誘致に懸命に取り組んで欲しいという声が多くあります。志知高校の跡地問題も切実です。いまさらですが意見を聞いて回っています。
どれもこれも特効薬はないですが、地道な活動しかありません。
いよいよ春祭りに向けての練習です。
「玉三」と「一の谷」の2題を週3回、約一ヶ月半うたいこみます。
昔から唄い手は40歳前後で引退するのですが、僕が40歳の頃にはどうなるか分かりません。若手がいないのです。
だんじりの太鼓は小学生の男の子が叩きますが、ここにも少子化の影響が出てきており、地区によっては女の子が叩かざるを得ない状況になってきています。昔は叩きたくても叩けない子もいたぐらいでしたが、今や断るのが大変な状況のようで・・・。
少子化の影響をモロに感じる年行事です。今から10年後のことも、前向きに考えてやっていきます。
先日の僕の一般質問の要旨を掲載します。
少子化対策について
「少子化対策推進本部」は職員教育の集大成、「縦割り行政からの脱却」となることが議員、市民だけでなく、職員の中でも期待される。
「保育料2子以降無料」施策の評価には10年20年を要し、保育行政を進めていく上で、今後、南あわじ市は市長が変わろうとも「保育に欠ける」という選考基準が付きまとう。市政のかじ取り役としての「保育に欠ける」という基準の考え方・「市長の保育行政理念」は?
「来年度途中に無料になったから入りたい」と申し込んでくる方はたかりではなく「保育に欠けてはいたがどうしても経済的に余裕がなく入れてやることができなかった」と考えられる。特に近くの保育所へ通うことができるよう、配慮されることを強く要望する。
「少子対策課」「推進本部」においても女性の意見は欠かすことができない。女性だけの研究部会を立ち上げ、女性の声を広く深く聞くべき。
新規事業で提案されている「出会い塾」は島外団体等との連携を、市内の独身者に結婚に対しての意識調査を。
職づくりについて
市にはあらゆる情報発信の役目があり基盤がある。
改正雇用対策法・職業安定法改正で、地方自治体は「無料職業訓練事業」「無料職業紹介事業」をおこなうことができるとなっている。各種団体と連携し求人・求職情報を共有し、地域密着の窓口業務とし、求人広告・情報を、少子化対策の優遇策と同じ紙面・HPに掲載するなど、企業誘致を進めながらも総合的な雇用施策を進めるべき。
行財政改革について
「見られている」と「見せる」は全く違う。「財源がない」の一言では済まさず、丁寧に説明していくことが必要。
特に不採択になった市民の「要望書」にはたとえお役所言葉であっても、財政状況を理解していただくため、市長の言う「納得度」のため一件一件答えるべき。誠意を持って手順を踏み返し何らかの見える形で答えていくといったことが必要ではないか?
現状一番多く聞こえてくるのが、「市の説明責任の少なさ」、政治家として広範囲にわたって「説明責任」を果たすべき。
地域の綱引きを終わりにし、リーダーシップを存分に発揮しなければならない時期にきている。
「保育の理念」に対しては市長は「自治体の保育料は各自治体が自由に決めるべき」
その他「途中入所」「女性だけの研究部会」についてはかなり前向きな答弁でした。
予算審査委員会に向けて切り替えていきます。
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