2日間の発言の要旨を紹介します。16名の議員で構成する委員会ですので質問も多岐にわたっています。
歳入
広告事業について
以前から注目している事業ですが、まだ契約に至っていません。情報課の所管でホームページと広報に広告を募集していますが、これは市役所全体の職員が取組むべき事業であると考えており、あえて課長級以上のすべての職員が出席している予算委員会で発言しました。
何事も出だしが肝心です。早急に契約を取らなければと思っていただきたいものです。
歳出
総務費
非常用発電機について
市内5庁舎に自家発電設備が設置されてきましたが、災害時はどこでどのような停電が起こるかわかりません。市内各地の避難所にももちろん必要になってくると思いますので、今後導入するのであれば移動式の発電機の購入・リースに切り替えられるよう要望しました。
水産費
魚礁効果調査について
毎年、2,000万円を越える投資で魚礁を設置していますが、漁獲量にどのような影響が出ているか、具体的な調査結果を示していただけるよう要望しました。こまかな数字や、魚礁の直接的な効果は数字に出てきづらいとはわかってはいるのですが、調査結果は結果として公表していく必要があると考えていますので、近いうちに公表されるよう要望しました。なんとなく効果があるではやはり説明がつかないと思います。良い結果を期待しています。
県事業
フェニックス共済について
来年度より淡路屋根工事補助金制度を受けるにはフェニックス共済の加入が必須となっているものの、県内でも最低レベルの加入者数らしいので「工務店・ハウスメーカー・設計士」などに引き続き協力を仰ぐよう要望しました。県内でも一番地震・津波の心配が高い市町村です。兵庫県からも印象がよくないことは確かでしょう。
商工費
水仙郷の安全対策について
今シーズンは記録的な入込数で9万人を超えたようです。幸いけが人はなかったようですが、特に下り坂が非常に滑りやすく高齢者には危険ではないかと指摘をしました。あわせて市内の庁舎には「AED」が十分設置されていることに対し、息の上がる水仙郷や夏の海水浴場には未設置のようですので、早急に期間限定でも使いまわしでも設置すべきと要望しました。
消防費
消防団公務災害について
消防団の人員不足が全国的に問題になっています。特に昼間は地元といえど会社勤めしている団員も多く、昼間の体制が特に手薄です。大半の消防団OBの方は「現場でケガをすると保険がおりず、地元にも市にも迷惑がかかるので、手伝うことはできない」との認識をもたれていますが、実際は消火活動に当たるすべての人に保険が適用されることになっているということを「地域の自主防災組織」に説明されるよう要望しました。せっかくの地域防災組織です。消防活動にも進んで取組める組織力があります。消防団活動も時代の変化にあわせ、協力を得ざるをえません。
次回は26日です。教育費・災害復旧費・特別会計の審査を行う予定です。
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