12月7日に「萬勝寺」(阿万上町)での奉迎大祭が決定したようです。「回り弁天」の由来を解説していただきましたので紹介します。
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時は宝永中の頃(1704)に現淡路市の佐野出身の城喜代(じょうきよ)さんという人がおってな、とても重い病気を患っとったんじゃ。こりゃどうにもならんということで、最後の望みをかけて高野山に登り、弁天さん(お軸)を授かってきたところ、病気がよくなったそうじゃ。
これはありがたい、こんなにありがたい弁天さんじゃったらぜひ淡路島民みんなにご利益をわけてあげようということで、淡路の寺々を巡ぐりにまわるようになったのじゃ。
昔は、希望しても十年待ちは当たり前。12月の奉送、奉迎大祭の時には、白装束の人たちが激しく弁天さんを奪い合ってけが人続出だったそうな。
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その後も「回り弁天」として信仰をあつめ、今では淡路島三大祭りの一つに数えられているそうです。歴史ある弁天さんで農漁業の繁栄・商売繁盛・安産・子育の守護・学業成就・福徳長寿・芸能全般のご利益とあらゆる福をお授けくださるとのこと。年間に四度(奉迎、春季、夏季、奉送)の大祭が予定されています。
正式には「淡路巡遷妙音弁財天」 (アワジФ▲;▽・。x”€ベンザイテン)といいます。・・・読めません。阿万・北阿万地区からだんじりが出て「だんじり唄」の奉納などが予定されています。
300年前から淡路全島での取り組みがあったこと、昔から淡路は一つのようです。
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