本日「全議員協議会」が開かれました。あらためて政治倫理条例の解説の後、今回の新聞報道にもあった調査請求~政治倫理審査会での審査の流れについて、議会のあり方を含めた議論がありました。
議員の中には条例が厳しすぎるという見解も多くあり、「再検討・修正してもよいのでは」「やはり厳しいのでは」という意見。
また「この条例で立候補を断念した人がいる、変えるべきでない」「一度決めた条例は一年そこらで改正すべきではない」等、意見が分かれている状況ではありますが、昨年6月に決めてすぐに改正とは時期早尚であるという意見も多く、僕もこの条例にいまだあまり賛同できないのですが、議会としてはしばらく改正はすべきでないかなという状況です。「議員提案等で修正しては」という意見も出されました。
また、第3セクターについての勉強会では「南淡路農業公園」「南淡風力エネルギー開発」等について質疑がありましたが、廃止すべきではないかという意見も含めいろいろなマイナスイメージは拭い切れない状態であることはあいかわらずです。
現状、目の前にあるものをなんとか採算をあわせようと努力する市の姿勢は見られますが。すべて無くしてしまう。いちばん簡単そうでいちばん難しいであろう決断は、やはり首長でも無理かなと思いながら、いつもやりきれない気持ちです。
今回の一連の政治倫理条例の件については一個人ではなく、議会全体の問題であり、審査は政治倫理審査会に一任という形になるので、今後、審査結果をふまえ、再度、全議員協議会で扱うという状況になっています。
議長の仕事を約一年みてきました、南あわじ市議会だけではないですが「議長職」は本当に重要なポストです。(あたりまえですが・・・) 今回も議長采配がいろいろと影響しており、責任の重大さが改めて感じられます。
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