午前中、全市議会議員を対象に淡路広域消防の方々に「AED(自動対外式除細動機)」の使用方法、消火器の扱いについて指導いただきました。AEDは2004年7月から一般市民にも使用が認められ、最近は市庁舎や大型ショッピングセンター、大衆浴場、ゴルフ場などにも置かれている、その場で心停止の患者に電気ショックを与えることができる装置のことです。
人が心停止に陥ると約10分以内で助かる可能性がなくなってしまうといわれています。救急車の現場到着の平均時間が6分ということで助かる可能性は40%、停止後一分以内だと90%の確立で助かる(以後一分につき7~10%低下)ことから、全国各所にAEDの設置が増えてきています。
患者の胸部に2枚のパッドを取り付け、音声ガイダンスに従うという簡単なものですが、基本的に補助装置ですので、メインはあくまで「心配蘇生法」です。
実は今までAEDのことを心配蘇生の万能装置と勘違いしていました。皆さんの中でも一度「AED」を話題に上げてください。「心配蘇生法」という一連の作業の中の補助装置であることだけは知っておかなければならないと思いました。こんな勘違いは私だけでしょうか・・・。
「へぇ~」と思った方は是非講習を受けてください。淡路広域消防へ問い合わせていただけるとよろしいかと思います。
広域消防の方々も救命、消防だけでなく講師としての技術も鍛えられており、非常に頼もしいです。忙しいとは思いますが「AED」の講習会がますます増えることを願っています。普段使わない消火器の使用方法を知っておくのも大事です。
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