最終日は一般会計予算案に減額修正案が議員提案されました。委員会では賛成であるのに修正案賛成の議員もおり、やや不自然に感じましたが、委員会において賛成の立場をとったので修正案には反対しました。修正案については賛成少数で否決され、一般会計は原案のとおり可決され、閉会しました。
今後は19年度の予算執行が適正になされているか、チェック機関として審査します。
定例会終了後、市長から台風23号被害の農業災害補助金について認識があまく不適切な事務処理があったと陳謝がありました。補助金のうち約30万円を返納し再発防止に全力で取組むとのこと。議会には早期に報告がなされましたが、市民についてもこれから報告させていただくとの報告がありました。
議会のチェックが行き届きにくいところであったことは事実ですが、議員としても反省すべき点があったかと思います。
夜は議長提案で行われた退職される職員の送別会に参加しました。「第二の人生に向けて」区切りとしての60歳、まだまだ若い方々です。健康をお祈りします。
本会議最終日は10時から各常任委員長・予算審査特別委員長報告のあと19年度予算・各議案について採決します。
本会議が終わると5月1日発行の「議会だより」の編集作業を始めます。委員長として今後の議会広報・広聴活動についても模索していきたいと思います。親しみやすい広報紙になるよう努めます。
今日は洲本の「県民局」に政治団体の収支報告書を提出してきました。他市の議員もゾロゾロ。お役所の書類作成は疲れます。郵送禁止とは困ったもんです。市役所で県の窓口業務もできないものかと思いますが、とりあえずは調査課題とします。
2日間の発言の要旨を紹介します。16名の議員で構成する委員会ですので質問も多岐にわたっています。
歳入
広告事業について
以前から注目している事業ですが、まだ契約に至っていません。情報課の所管でホームページと広報に広告を募集していますが、これは市役所全体の職員が取組むべき事業であると考えており、あえて課長級以上のすべての職員が出席している予算委員会で発言しました。
何事も出だしが肝心です。早急に契約を取らなければと思っていただきたいものです。
歳出
総務費
非常用発電機について
市内5庁舎に自家発電設備が設置されてきましたが、災害時はどこでどのような停電が起こるかわかりません。市内各地の避難所にももちろん必要になってくると思いますので、今後導入するのであれば移動式の発電機の購入・リースに切り替えられるよう要望しました。
水産費
魚礁効果調査について
毎年、2,000万円を越える投資で魚礁を設置していますが、漁獲量にどのような影響が出ているか、具体的な調査結果を示していただけるよう要望しました。こまかな数字や、魚礁の直接的な効果は数字に出てきづらいとはわかってはいるのですが、調査結果は結果として公表していく必要があると考えていますので、近いうちに公表されるよう要望しました。なんとなく効果があるではやはり説明がつかないと思います。良い結果を期待しています。
県事業
フェニックス共済について
来年度より淡路屋根工事補助金制度を受けるにはフェニックス共済の加入が必須となっているものの、県内でも最低レベルの加入者数らしいので「工務店・ハウスメーカー・設計士」などに引き続き協力を仰ぐよう要望しました。県内でも一番地震・津波の心配が高い市町村です。兵庫県からも印象がよくないことは確かでしょう。
商工費
水仙郷の安全対策について
今シーズンは記録的な入込数で9万人を超えたようです。幸いけが人はなかったようですが、特に下り坂が非常に滑りやすく高齢者には危険ではないかと指摘をしました。あわせて市内の庁舎には「AED」が十分設置されていることに対し、息の上がる水仙郷や夏の海水浴場には未設置のようですので、早急に期間限定でも使いまわしでも設置すべきと要望しました。
消防費
消防団公務災害について
消防団の人員不足が全国的に問題になっています。特に昼間は地元といえど会社勤めしている団員も多く、昼間の体制が特に手薄です。大半の消防団OBの方は「現場でケガをすると保険がおりず、地元にも市にも迷惑がかかるので、手伝うことはできない」との認識をもたれていますが、実際は消火活動に当たるすべての人に保険が適用されることになっているということを「地域の自主防災組織」に説明されるよう要望しました。せっかくの地域防災組織です。消防活動にも進んで取組める組織力があります。消防団活動も時代の変化にあわせ、協力を得ざるをえません。
次回は26日です。教育費・災害復旧費・特別会計の審査を行う予定です。
18年度の一般会計・特別会計補正予算の採決、玉葱残渣炭化処理施設の契約の締結、教育委員の選任の同意を行いました。明日からは19年度の予算審査を行います。3月議会は長いです。28日まで続きます。
とある場所で参議院議員候補の方にお会いしました。国政に関してはやはり淡路島出身の方の必要性を強く感じるこの頃です。夏の参議院議員選挙には2名の淡路島出身の方が立候補を予定しています。
土日の引越し、宴席で少し無理をしました。筋肉と胃が痛く、眠気も普段以上ですが、今週も頑張ります!!
先日の僕の一般質問の要旨を掲載します。
少子化対策について
「少子化対策推進本部」は職員教育の集大成、「縦割り行政からの脱却」となることが議員、市民だけでなく、職員の中でも期待される。
「保育料2子以降無料」施策の評価には10年20年を要し、保育行政を進めていく上で、今後、南あわじ市は市長が変わろうとも「保育に欠ける」という選考基準が付きまとう。市政のかじ取り役としての「保育に欠ける」という基準の考え方・「市長の保育行政理念」は?
「来年度途中に無料になったから入りたい」と申し込んでくる方はたかりではなく「保育に欠けてはいたがどうしても経済的に余裕がなく入れてやることができなかった」と考えられる。特に近くの保育所へ通うことができるよう、配慮されることを強く要望する。
「少子対策課」「推進本部」においても女性の意見は欠かすことができない。女性だけの研究部会を立ち上げ、女性の声を広く深く聞くべき。
新規事業で提案されている「出会い塾」は島外団体等との連携を、市内の独身者に結婚に対しての意識調査を。
職づくりについて
市にはあらゆる情報発信の役目があり基盤がある。
改正雇用対策法・職業安定法改正で、地方自治体は「無料職業訓練事業」「無料職業紹介事業」をおこなうことができるとなっている。各種団体と連携し求人・求職情報を共有し、地域密着の窓口業務とし、求人広告・情報を、少子化対策の優遇策と同じ紙面・HPに掲載するなど、企業誘致を進めながらも総合的な雇用施策を進めるべき。
行財政改革について
「見られている」と「見せる」は全く違う。「財源がない」の一言では済まさず、丁寧に説明していくことが必要。
特に不採択になった市民の「要望書」にはたとえお役所言葉であっても、財政状況を理解していただくため、市長の言う「納得度」のため一件一件答えるべき。誠意を持って手順を踏み返し何らかの見える形で答えていくといったことが必要ではないか?
現状一番多く聞こえてくるのが、「市の説明責任の少なさ」、政治家として広範囲にわたって「説明責任」を果たすべき。
地域の綱引きを終わりにし、リーダーシップを存分に発揮しなければならない時期にきている。
「保育の理念」に対しては市長は「自治体の保育料は各自治体が自由に決めるべき」
その他「途中入所」「女性だけの研究部会」についてはかなり前向きな答弁でした。
予算審査委員会に向けて切り替えていきます。
記者発表がされたようですので、送られてきた議案をもとに主な新規事業案をお知らせします。
「少子対策課」の新設
「市長公室」が総務部から独立
オニオンタワーの建設
淡路瓦新ブランド開発・支援
小学生を対象に環境体験学習
沼島へリポート建設
保育料第二子以降(3~5歳)原則無料化
在宅子育て支援(3~5歳)5千円/月
児童手当(出生~小学校6年)三歳未満1万円・第三子1万円
三歳未満医療費無料・小学3年まで入院費無料
前期(22週以前)妊婦検診助成、1回15,000円上限
学童保育新設 八木・福良 計7ヶ所
学童保育のない地区に放課後子ども教室5ヶ所
新婚世帯家賃補助、3年間1万円/月を助成、条件あり
等々で
一般会計総額 269億1,000万円
特別会計総額 259億0,069万5千円
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総額 528億1,069万5千円
の予算案です。膨大な予算案ですのでなかなかすべて紹介はできませんが、3月議会で十分な審査を行いたいと思います。
一般質問の締め切りまであと3日。
こういうときに限って次から次へと用事が入ります・・・。普段から準備しておこうと思っているのですが、セッパ詰らないと動かない性格がどうしても治りません。この辺は昔からなかなか改善できない僕です。あまり治そうとしていない自分にも気づき始めました。非常に難しいです。
試験勉強は必ず直前徹夜でした。
一般質問はあらかじめ執行部に「通告」といって、質問の要旨を提出します。これは質問の答弁をスムーズにという事で全国どこの議会でもそういうことになっています。決してヤラセではありません。
今、何とか通告(案)が出来上がりました。
1.少子化について
2.雇用促進について
3.市民からの要望について
時間があれば提出する前に各担当部局と確認をとる(通告の通告?。ずれた質問をしないために自主的に担当部に出向いている議員も多いです)ことにしていますが、今回は間に合うかどうか・・・。
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