車中泊が続きましたので3日目の夜は石巻市のビジネスホテルを探そうということで夕刻からスマートフォンを駆使し検索。
が、どことも満室につき、結局は車で40分ほど内陸に入った大崎市のビジネスホテルに宿泊しました。
東松島市・石巻市の民宿・ビジネスホテルはほとんどが営業を再開しており、ボランティアの方々も多く宿泊されているようでした。宿泊は早めの予約が必要です。
大崎市から高速道路で一時間ほどで到着する塩釜市災害ボランティアセンターへ。
塩釜市の市街地部分で1.5m程度の浸水被害があり、家屋の清掃・片づけが主な作業となっていました。
地元の方、団体の方、総勢20名、約5時間で膨大な家屋の瓦礫・ゴミを搬出。
作業終了後、センターに戻り、意見交換させていただきましたが、ボランティアニーズは横ばい(5件/日)であり、順調であるとのこと。
理由は海外からの留学生、カトリックの方々に長期ボランティアとして滞在していただいているためとのことでしたが、安定的な人員がいてもまだまだ長くかかるだろうとのこと。
あわせて地元で被災(自宅、会社共々)された若い方々もボランティアとして2ヶ月以上作業が続いている状況でした。
皆で故郷自慢などをしながらの和気あいあいな作業の中(作業が地味できついので無理に明るくふるまう)「会社が被災して、次の仕事が見つからない状態、でも何とかなるさ」「自分の地域は自分たちで復興させますよ」との力強い意志をお持ちでしたが、それにしても一定の目途も見えない中でのボランティアは、本当に過酷な状況です。
「もう一回東北に来る時は必ず立ち寄るよ」とお別れの挨拶をさせていただき、16時に解散。
多賀城市、仙台市、名取市の沿岸部を南下し、最終目的地の福島県相馬市を目指しました。
同行させていただいたのは先輩で同志でもある千葉県我孫子市議の久野晋作さん。
被災地での運転は精神的にきつくなるので、こまめに交代しながら行います。
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