なんと読むでしょうか?
昔から「阿波路」という書き方があるのは知っていましたが、「古事記」では「淡道之穂之狭別島(あわじのほのさわけのしま)」として登場しており、「あわじ」と読むようです。
中学高校時代に年号だけを記述させるような試験が嫌いになり、特に歴史の授業が・・・。言い訳ですが・・・。今更そんなことを言っても、時間は戻りません。せめて今の子どもたちには歴史の面白さを。
将来、淡路一市になった場合は「淡道市(あわじし)」なんていうのもアリかもわかりません。
文教厚生常任委員会
12月定例会の委員改選を控え、最後の委員会が開催されました。27日の役員改選に向けて少し議会の雰囲気が変わってきましたが、いよいよ任期最後の1年として、4年間の活動のまとめをしていきたいと思っています。
定額給付金
「給付金」という表現をやめる?
自主的に辞退できるように?
世論は58%不支持(でも、ほとんどの人は結局受け取るのではないか?)
やはり税制のあり方、そもそも論としても×ではないでしょうか。
首相としては初めての消費税増税についての発言とあわせ、追加経済対策として土日祝は高速道路1000円以下(首都圏、大阪圏を除く)平日は3割引、定額減税、妊婦健診無料等の政府与党案が発表されました。
まずは国民・市民の皆さんに国政がどれぐらい生活に直結しているか、そして、その政治家を選ぶ選挙がどれほど大事なことか、政治離れしている若い世代にもわかりやすい状態になってきたことは良いことと思います。解散請求権が国民にあれば話は変わりますが、世界中の誰が何と言おうと首相のみに与えられた権限ですから、仕方ありません。ちなみに地方議会は市民の皆さんから解散請求ができます。
消費税増税。いよいよ来たかという印象ですが、今の国・地方の財政を見ていて、どれほどの改革をしても、「将来世代にツケを残さない」ことは非常に困難な状態になっていると思います。
ただし、これまでにないようなスピードで官僚・お役所体質の改革をし、あわせて説明責任を果たすのが大前提。消費税をどういった施策に当てるのか、国会では高齢者福祉施策の維持向上と地方の財源に充てるため、そして食料品の増税は避け、贅沢品の増税をという議論もなされていると聞きます。「10%」という案もあるようですが、きっちりと国民の納得の得られる方針を示すと同時に、説明には十分すぎる時間を掛けなければならないと思います。3年後に増税ということはこれから3年かけて国民に説明するということでしょうか。
定額減税。政治を行なううえで、突発的な事故に対しての救済施策等は必要ですが、過去の事例を見ても、必要のない施策ではないかと思います。誰だって数万円が欲しくないとは言いませんし、低所得者に対して効果があるという論理も一理ありますが、一年限りの施策に2兆円も・・・。しかも国策として国民に見える形で現金(またはクーポン券)を渡すということ自体が、国民の税に対する意識を下げることにつながると思いますし、政治家から国民は見下されているぐらいに感じます。僕には選挙対策にしか見えません。
妊婦健診無料。市議会でも何度となく議論がなされました。ようやく国が動いたという実感ですが、今回も半分は地方自治体が負担するという案であって、まだまだ県と市の財政のなすりつけ合いが続くと思われます。将来的には国で全額負担すべき施策ですし、人口減少の対策の視点で言えば、まずは高額な不妊治療に対してさらに支援をすべきです。
高速道路普通車土日祝1000円。鹿児島~大阪圏、青森から大阪圏まで1000円のみで来ることができるとの事です。大変衝撃的な施策であり、驚いた方も多いのではないでしょうか。
国民の国内観光の気運は非常に高まりそうですし、神戸淡路鳴門自動車道も対象になっているので、是非とも実現していただきたいものですが、淡路島に関していえば大型車の国道・県道への乗り入れが懸案事項になっていますので、今回の対策ではまだまだ問題は解消されません。それにしても民主党案といい、道路公団民営化後の展望が政局でかすんでしまっているのが気がかりです。
適当なことを書きましたが、ようは「財源はどうするのか?」という議論がしきりにマスコミでも取り上げられるようになってきたこと。これが一番重要なことであって、国民・市民の皆さんに一番関心を持っていただきたいことです。
お隣の鳴門市議会議員4名の方々と三市会(淡路3市の議員有志)で意見交換会を開催させていただきました。
鳴門市議会は3年前の衆議院選挙で現職市議7名が選挙応援等による選挙違反容疑で逮捕・辞職され、市民の信頼を損ねたとして全国初の「自主解散」に踏み切るという特殊な事情を乗り越え、今日まで積極的に議会改革に取り組んでおられます。
「議長立候補制と立候補演説の導入」「プロジェクトチームによる議会基本条例の制定」「議員による政策実現のための地方自治基本政策調査特別委員会の設置(案)」「議員倫理条例」等の事例の紹介をいただきました。当然、全議員での取り組みになるので、合意形成には相応の仕組みと議長のリーダーシップが必要になります。導入に向けての様々な方法論も含めて引き続き研究させていただき、観光施策・福祉施設等の連携等も含め今後も定期的に意見交換会を開催していきたいと思います。
ジェットスキー全国大会in南あわじ会場にて商工会青年部で牛丼300食を完売。うどん、練り物、じゃこめし、タチウオのてんぷら、ワカメ汁、玉ねぎ等の販売も行なわれ、売り上げも上々のようでした。1000人近くの選手・大会関係者も慶野松原を気に入られているようで非常にうれしいことです。年に一度ですが淡路島への経済効果の大きいイベントの一つになりつつあります。
第40回楠の庭会(阿万小学校の歴代校長、PTA役員の懇親会)、プラザ淡路島10周年記念祝賀会にもお招きいただき、それぞれ業種·立場は違っても本気で淡路島のことを思い、行動に移されている多くの方々とお会いすることができました。
平成21年度の予算編成に向けての政策要望書を市当局へ提出。昨年に引き続き、不妊治療に悩まされている夫婦への支援の拡大、市内各施設に障害者用のトイレの設置(増設・改築)の2項目についての予算措置を要望しました。
財政難の時代に議員としての市当局への政策要望はどうあるべきかを検討し、昨年からは総合的な政策提案を羅列するのではなく、優先順位を付け項目を絞った要望書を作成しています。
当然、無限にある施策要望等は、一般質問・委員会質疑・普段の議員活動でこれからも伝えますし、他の政策について手を抜いているというわけではありません。
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